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ラウンド(予選・決勝)とTOP8
陸上競技では
参加者が多数のため、決勝1回では満足に競技が運営できない場合に、予選や準決勝などのラウンドを行います。
予選が実施される場合は全競技者がこれに参加し、その中から決勝に進む選手が選ばれます。
(例外として行われる予備予選はこれには含まれません。)
他のスポーツでは不戦勝などシード選手の1回戦を免除したりすることがありますが、陸上競技ではこのようなことは通常行われません。
また予選や準決勝などの記録は決勝記録の一部とはみなされず、決勝は決勝のみの成績で順位が決定されます。
たとえ予選を1位で通過しても、それは決勝の成績には一切関係なく、決勝の成績のみで順位がつくことになります。
長さを競うフィールド競技では、3回の試技の後に、上位の8名の競技者に更に3回の試技が許されます。
これはTOP8または後半と呼ばれ、予選や決勝とは別のものです。
(かつてはTOP8をBEST8と呼称していたこともありましたが、現在ではTOP8で統一されています。)
競技会で「決勝進出者8名」と紹介されることがあったりしますが、これは誤りです。
前出の通り、予選の記録は決勝記録の一部とはなりませんので、もしこれが決勝ならば、3回までの試技の成績は無視されることになってしまいますね。
(2015.01.08)